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仕事編のEndingを見た人向けに、月光妖怪の開発話を語っちゃいます。
ネタバレが怖くない人は、気にしなくても大丈夫です。

知らなければ良かったと思える内容もあるかもしれませんので、注意してください。
今回は『逆ホラー』について、語っていきます。


僕が月光妖怪を作ろうと思い立った時、そもそも

「驚かせるゲームなんて、ゲームとして成り立つの?」

という痛~~~い疑問がありました。



単純に驚かせた時の感触は、まぁまぁ面白かったので、
いっそテキトーに驚かせてればOKな曖昧ゲーにしようかと迷いました。
けど、僕はゲーマーであって、かつゲーマーが好きなので、あえてゲーム内容を作り込むことに決めました。

その結果、パズルゲームみたいになったのです。

正直、パズルゲームには、したくありませんでした。
僕の過去作品『Wiz Color』の時もそうだったのですが、「パズル」という名前がつくと、
プレイヤーは「頭を使わなくちゃ・・・・・・!」という強制感が生まれるのを感じていたからです。

僕は気楽に驚かせる体験を楽しんでもらいたかったので、
作品中に「パズル」という単語は一切載せませんでした。
にも関わらず、勘の鋭いプレイヤーの方々はすぐに「あ、パズルか。」と理解するから驚きです。



本編を作り終えて、「さーアップロードだ!」と思った矢先、
僕の脳裏にある光景が浮かびあがりました。

「街を歩いている人々を自由に驚かせることが出来たら、もっと面白いんじゃね?」

思いついたら作らずには、いられない。
これには、ほぼ1からシステムを構築する羽目になったので、かなり時間を食われました。
恐ろしい発想があるもんです。
おかげで延期、延期と、ブログを見てくださっている人達に迷惑をかけてしまいました。 ゴメンナサイ(´;ω;`)




最後にホラーコンボを導入した理由について。
歩数をどのように稼ぐのかを、考えるのが楽しいゲームだと僕は割り切っていましたが、
ある日、気がついてしまいました。

「これって、スコアを狙えば狙うほど、テンポの悪いゲームになるじゃん。」

そう、勘のいい人は、すぐに
「目標が遠くに行ってから壊したほうが、歩数を稼げるんだね。」
と、悟ります。

けど、これじゃあ何度も何度も「遠くに行くのを待って・・・」を繰り返すゲームになってしまうのです。
なんて地味なの!!!!

そこで、ホラーコンボという時間制限を設けることによって、
歩数をいかに稼いで、かつ迅速に驚かせるか。 というゲームになりました。
歩数よりもホラーコンボのほうが、点数が高いのは、テンポを上げるためです。



逆ホラーという謎ジャンルに挑戦しましたが、
もしかしたら、アイデア次第で もっと面白い逆ホラーが存在するかもしれません。
思いついたら、みんなも作っちゃおう!.+:。(´ω`*)゚.+:。





コメント一覧

    • 1. YUSHI
    • 2014年03月26日 17:43
    • すごい!開発者魂だ…今年から自分は美大受験生になるのでpcに触れる時間はかなり減ると思いますが、大学に合格したら空いた時間にRPGツクールでゲーム作ってみたいです!
    • 2. popo
    • 2014年03月27日 10:08
    • すごいとしか言いようがない…!
      いつもブログ見させて頂いてます。

      私もゲーム作ってますが
      tachi様のゲームは本当にクォリティーが高い…
      ちなみに月光妖怪はどの位の制作期間で制作されているのですか??
    • 3. tachi
    • 2014年03月28日 23:01
    • >YUSHIさん
      美大ですか! がんばってください!
      大学在学中は、ひたすら勉学に勤しむことをお勧めします。
      スキルを磨いた後なら、ゲーム制作もグっと楽チンで楽しいものになりますよ(っ´ω`c)

      >popoさん
      いつも見ていただき、ありがとうございます(`・ω・´)
      制作期間は、二か月ぐらいだったと思います(っ´ω`c)
      同じゲーム制作者同士、楽しんでまいりましょう!( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
    • 4. TK(AB)
    • 2014年04月02日 16:48
    • やっとリザルトカットをコンプリートできました!長い道のりだった…
      最後の数枚が全然てに入らずあきらめかけましたが、ゲットできたときはそれはもううれしかったです
      ガチャを回してもでてこなくて、ひたすらお金を稼いでましたが、10万ほど消費したところで心が折れました…
      そして心を休ませるために町を観光していたところ、偶然ゲットできました!ナンバーは27,29~33。

      カーテンで手に入るカットは1枚だけだと思っていたので、No,28を手に入れてから調べてなかったのが
      ダメだったようです…ゲットできたからよかったけど。

      なにはともあれ、かなり熱中してしまいました。ストーリーでは真面目に、仕事では少しふざけて楽しむことができました。
      まだバージョンは上がるのでしょうか?上がるのでしたら心待ちにしています!
    • 5. tachi
    • 2014年04月03日 23:14
    • >TK(AB)さん
      コンプリートおめでとうございます!
      10万も浪費しましたか・・・・・・お疲れ様です(´゚’ω゚`)
      カーテンは、別作品『もしも死ねぇ』を知っていないと、わからなかったかもしれませんね。 反省です。
      バージョンアップは考えていません!(キッパリ
      けど、次回作は考えています!(`・ω・´)

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